令和4年度第1回横浜市障害者施策検討部会次第 日時 令和4年10月24日(月曜日) 午後4時から午後5時30分まで(予定) 場所 市庁舎18階 みなと1・2・3会議室 1 開会 2 障害福祉保健部長あいさつ 3 議題 (1)会長の選出 4 報告事項 (1)第4期障害者プランの改訂に係る今後の取組について (2)防災・減災に係わる取組状況について 5 その他 資料1 第4期横浜市障害者プランの改訂に係る今後の取組について 1趣旨 本市障害福祉施策に関わる、中・長期的な計画である「第4期横浜市障害者プラン(注釈以下「プラン」と言う)」は、令和3年度から令和8年度までの6年間を計画期間としています。 このうち、3年を1期として作成する「障害福祉計画」及び「障害児福祉計画」部分については、令和5年度をもって計画期間が終了することから、新たな計画を策定するとともに、プランの見直しを行います。 ここに障害者プランの見直し時期について示した表があります。表は4行です。 1行目には年度が書かれていて、令和3年度(2021年度)、令和4年度(2022年度)令和5年度(2023年度)、令和6年度(2024年度)令和7年度(2025年度)、令和8年度(2026年度)と記載されています。 2行目には名称が書かれていて、第3期横浜市障害者プラン、第4期横浜市障害者プランと記載されています。 3、4行目には構成が書かれていて、3行目は障害者計画と記載されています。 4行目には障害福祉計画と障害児福祉計画が記載されています。 第3期横浜市障害者プランは平成27年度から令和2年度までが計画期間であり、障害者計画も平成27年度から令和2年度までが計画期間であることが示されています。 また、障害福祉計画は平成29年度で見直しされたことを示しています。 平成30年度からは障害児福祉計画が加わり、障害福祉計画と障害児福祉計画は平成30年度から令和2年度までが計画期間であることが示されています。 第4期横浜市障害者プランは令和3年度から令和8年度までが計画期間であり、障害者計画も令和3年度から令和8年度までが計画期間であることが示されています。 障害福祉計画と障害児福祉計画は令和5年度に見直すため、それぞれ令和3年度から令和5年度までと令和6年度から令和8年度までが計画期間であることが示されています。 表は以上です。 2今後のスケジュールについて 令和4年度 11から1月頃 障害者関係団体等へのグループインタビューによる当事者ニーズの把握 令和5年度 3から5月頃 障害者計画、障害児福祉計画改定案作成 6月頃 改訂素案作成 7月頃 改訂素案の策定 9月頃 パブリックコメントの実施 12月頃 見直し原案策定 3月頃 見直し版策定 3当事者ニーズの把握 グループインタビュー 実施内容 プラン見直しの方向性等を報告し、プランのテーマごとに意見交換。1団体につき、2時間程度。 実施予定団体 横浜市身体障害者団体連合会、横浜市心身障害児者を守る会連盟、横浜市障害者地域作業所連絡会、横浜市地域活動ホーム連絡会、横浜市グループホーム連絡会、横浜市精神障害者家族連合会、横浜市精神障害者地域生活支援連合会、横浜知的障害関連施設協議会、YPS横浜ピアスタッフ協会、横浜市グループホーム連絡会(当事者部会)、横浜市放課後等デイサービス自主勉強の会 資料2 横浜市での減災・防災の取組状況について 1 趣旨  第4期障害者プランでは、減災・防災の項目について目標を立てています。今回は、災害時における自助・共助の情報共有を推進するため、 障害者施策検討部会において、令和4年度の横浜市での防災・減災の取組事項について報告します。 2 取組一覧 第4期プランでの事業名 災害時要援護者支援事業 第4期プランでの事業内容 災害時に自力避難が困難な要援護者の安否確認や避難支援等の活動が円滑に行われるよう、災害時要援護者名簿や避難支援に必要な情報を地域に提供し、日頃からの地域における自主的な支え合いの取組を支援します。 令和4年度の具体的取組 災害時要援護者名簿の提供等を通して、地域の実状に応じた様々な災害時要援護者支援の取組を支援します。 性質 当事者 第4期プランでの事業名 障害者・支援者による災害時等の障害理解促進 令和4年度の具体的取組 セイフティーネットプロジェクト横浜(S-net横浜)や関係機関等と連携し、各区で実施される地域防災拠点訓練等で障害者理解を促進します。 令和4年度の具体的取組 セイフティーネットプロジェクト横浜(S-net横浜)等の障害理解に係る普及・啓発活動(コミュニケーションボード等の普及啓発、研修会、地域防災拠点での当事者による講演等)を通じ、障害理解の推進に取り組みます。 地域防災拠点訓練の実施や、地域防災拠点運営研修の開催などを通じて、災害時等における障害者への配慮すべき点などを確認し、参加者への周知・理解促進を行います。 性質 当事者・地域 第4期プランでの事業名 災害時等の自助力向上に向けたツールの作成及び普及・啓発 第4期プランでの事業内容 風水害を含めた災害時に備え、自助力の向上のためのツールの検討・作成と、本市ウェブサイト等を活用した普及・啓発を行っていきます。 令和4年度の具体的取組 本市ウェブサイトへマイ・タイムライン(わかりやすい版)を掲載しています。 性質 当事者 第4期プランでの事業名 障害種別応急備蓄物資連携事業 第4期プランでの事業内容 障害特性に応じた応急備蓄物資について、引き続き保管できるよう、普及・啓発を実施します。 令和4年度の具体的取組 福祉避難所(障害者施設等)が、発電機やじょくそう予防用簡易ベッド・仮設多目的トイレ・車いす・車いす対応テントなどの備蓄を行う際の補助を行います。 障害者地域活動ホームに対して補助を行い、災害時応急備蓄物資を定期的に更新しながら、令和4年度に更新する予定の災害時応急備蓄物資を整備します。 福祉避難所を運営する社会福祉施設等に対し、災害時における在宅援護者への支援を充実するために、備蓄物資の整備を促し、これを横浜市福祉避難所応急備蓄物資整備事業助成要綱で定める範囲で補助します。 性質 地域 令和4年度の具体的取組 災害時に住居が被災し、ストーマ用装具が持ち出せなくなった場合に備えて、自己所有のストーマ用装具を保管できる場所(ロッカー)を提供します。 そのために、新規募集に向けて、ロッカーの管理や準備を行います。 性質 当事者 第4期プランでの事業名 障害福祉サービス事業所等におけるサービス提供等継続支援 第4期プランでの事業内容 障害福祉サービス事業所等に対して、平常時から、感染症の流行に備え、衛生物品等の備蓄、事業継続計画の策定など必要な準備について、普及啓発を行います。また、緊急時にはサービス提供等の継続に向けた支援を行います。 令和4年度の具体的取組 感染症や自然災害発生時の業務継続計画策定支援として、研修会を開催します。 障害福祉サービスを継続するため感染症拡大防止委に対応した事業所に対して、サービス継続に要したかかり増し経費を補助し、各事業所の負担軽減を図ります。 また、新型コロナウイルスの感染が疑われる場合に即座に検査できるよう事業所に抗原検査キットを配付します。 性質 事業所・施設 第4期プランでの事業名 災害時における自助・共助の情報共有の推進 第4期プランでの事業内容 横浜市障害者施策推進協議会や各団体の会議体にて、災害時における自助・共助について情報共有を行います。 令和4年度の具体的取組 防災・減災の取組状況について、庁内で照会をかけ、障害者施策推進協議会・障害者施策検討部会で情報共有を行います。 「障害福祉のあんない」2023版作成・校正にあたり、「防災・減災」の章の情報の充実に努めます。そのために、関係課と調整し、必要な情報をわかりやすく掲載した紙面を作成します。 性質 当事者 性質の説明 当事者=主に当事者向けの取組 事業所・施設=主に事業所・施設向けの取組 地域=主に地域向けの取組 3 今後の報告について  本市の減災・防災の取組状況については、今後も定期的に障害者施策推進協議会・障害者施策検討部会で報告をする予定です。